8月25日に開催された中等部8支部大会に参加してきました。これが3年生にとって、中等部での最後のバスケットボールの公式戦でした。

対戦校はドミニコ学園、結果としては29対44で悔しくも敗れてしまいましたが、全体的に非常に見応えのある、とても良い試合内容であり、観ている人の心を動かす素晴らしい戦いでした。

3年生5人全員がスタートから試合終了のブザーが鳴るまでコートに立ち続け、交代なしで走り抜いた姿には、これまでの努力の積み重ねと強い絆を感じました。

この3年間、彼女たちは技術を磨くことだけにとどまらず、人間性の面でも大きく成長してきました。互いを思いやる気持ちや、苦しいときにこそ前向きな声を出せる姿勢、責任感と仲間への感謝の気持ち。バスケットボールを通じて身につけたそれらの力は、今後の人生においても大きな財産となるはずです。

試合後の表情には悔しさも見えましたが、それ以上に「やりきった」という充実感と清々しさがありました。最後の試合で、3年間のすべてを出し切ってくれた3年生5人に、心から拍手を送りたいと思います。そしてその背中を見た後輩たちが、これからどのように成長していくのかも楽しみです。

今回の試合でも、多くの保護者の方が会場に足を運び、熱い声援を送ってくださいました。選手たちが最後まで全力でプレーできたのは、日頃からのご理解とご支援、そして温かい応援があってこそです。この場をお借りし、心より感謝申し上げます。