保護者向け「人間学」講座のご案内
玉川聖学院では、30年前から高校の学校特設科目として、「総合科・人間学」という授業を実施してきました。毎年の授業参観の折には保護者の方々にも授業内容を公開してきましたが、ぜひ保護者対象の人間学講座を開講してほしいとの要望を毎年聞きましたが、それに応えて1年間の「保護者向けの人間学講座」を実施してきました。講座のテキストとして「人生の季節の中で~自分との出会い」(いのちのことば社)も出版されました。今年度もこのテキストを用いて、昨年までのものを土台に「人間学授業」を開講したいと思います。保護者のみならず、「公開授業」として誰でも参加できるようになっています。お知り合いも含め、共にご参加ください。玉聖の生徒たちが学んでいる学習内容を、皆様と共に考えていく課題を分かち合いたいと思います。また、昨年まで受講された方々を対象とする継続研修としての「読書会」も続けたいと思います。卒業生の保護者の方々も含めて、奮ってご参加下さい。
|
日程 |
内容 |
1回目 |
5月10日 |
人生の季節の中で |
2回目 |
6月14日 |
誕生と成長を巡って〜乳幼児期から児童期へ |
3回目 |
7月5日 |
プレ思春期と思春期の課題(1) |
4回目 |
9月6日 |
人生の春に~青年期の課題(2) |
5回目 |
10月18日 |
大人として生きる |
6回目 |
11月8日 |
生の冒険〜成熟を目指して |
7回目 |
12月6日 |
老いの意味 |
8回目 |
1月17日 |
死を考える |
9回目 |
2月14日 |
生と死の狭間で |
10回目 |
3月14日 |
まとめ〜人生の意味を問う |
講座日時
金曜日 10:45〜12:15
場所
第5会議室
費用
無料
テキスト「人生の季節の中で」(事務室にて1,500円で販売)※購入されなくても構いません
内容
「人生の四季を生きる」(高2学習)を土台とする講義を中心に、各世代の発達の課題について考えていく。
担当
水口洋(玉川聖学院理事・教育相談顧問)
申し込みフォーム
申し込みは以下のFormにアクセスしていただき、各講座の1週間前までにお申し込みください。
2024年度保護者向け人間学講座参加申し込みフォーム
保護者向け「人間学」読書会のご案内
玉川聖学院で保護者のための人間学講座は、毎年盛況のうちに実施されています。参加者のうち継続的な学びの機会として継続読書会を開始して、今までに100冊以上を読み続けてきました。前年度までに午前中の講座に参加された方を対象としていますが、初めての方でもご参加くださればと願っています。卒業生、玉川聖学院後援会の皆さんにも開かれた読書会です。
「人間学講座」で学んで来た内容を土台に、毎回1冊の本をテキストとして、それぞれの課題について共に考え、考察していきたいと思います。どうぞ、奮ってご参加下さい。
|
日程 |
内容 |
1回目 |
5月17日 |
P.ヴォールレーベン「樹木たちの知らざれる生活」(ハヤカワ文庫) |
2回目 |
6月14日 |
最相葉月「母の最終講義」(ミシマ社) |
3回目 |
7月5日 |
内田 舞「ソーシャルジャスティス」(文春新書) |
4回目 |
9月6日 |
アン・リンドバーク「海からの贈物」(新潮文庫)再読 |
5回目 |
10月18日 |
北山 修「「むなしさ」の味わい方」 (岩波新書) |
6回目 |
11月8日 |
Pippo編「人間に生まれてしまったけれど(新見南吉)」かもがわ出版 |
7回目 |
12月6日 |
ヘンリ・ナウエン「老い」(日本キリスト教団出版局) |
8回目 |
1月17日 |
佐藤光展「心の病気はどう治す?」(講談社現代新書) |
9回目 |
2月14日 |
戸谷洋志「親ガチャの哲学」(新潮新書) |
10回目 |
3月14日 |
村上靖彦「客観性の落とし穴」(ちくまプリマー新書) |
講座日時
金曜日 13:15〜15:15
場所
第5会議室
費用
無料
内容
テキストに書かれていることを解説し、その時々の課題を考える。
(テキストは変更されることがあります。その際はホームページでお知らせいたします。)
担当
水口洋(玉川聖学院理事・教育相談顧問)
申し込みフォーム
申し込みは以下のFormにアクセスしていただき、各講座の1週間前までにお申し込みください。
2024年度保護者向け「人間学」読書会参加申し込みフォーム
保護者向け思春期セミナー
玉川聖学院では、生徒の入学と共に保護者の方も一緒に本校の教育を理解していただくために、様々な機会を用いて、保護者自身の「学びの時間」を提供しています。2009年から「保護者のための人間学講座」を開催し、継続的な学びの機会として「人間学読書会」を一月に一度の割合で実施してきました。講座も読書会も例年、熱心に学ぶ方々が来校されています。読書会の参加者は半数近くは卒業生の保護者によって占められている実情にあり、「人間学講座」は受験生保護者にも開放したところ、毎回熱心に受講する方々(中等部、高等部受験生保護者) が来校し、それによりお子さんの玉川聖学院受験を決定する方々もかなりの確率で見受けられるようになりました。今後も、この講座と読書会を継続することで、玉川聖学院の教育を広く伝えていけたらと考えています。
このような現状を踏まえ、2018年度より、保護者のみを対象とした「思春期セミナー」を開催することにしたところ、このセミナーにも毎回多くの保護者に参加していていただき、共に学びあう機会となっています。
このセミナーについては保護者会等でご案内します。