「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これがキリスト・イエスにあって神があなた方に望んでおられることです。」
テサロニケ人への手紙第一５章１６節～１７節

夏休みも残り１０日を切りました。今年の夏も暑さ厳しいですがみなさんは充実した日々を過ごせていますでしょうか。

私はこの夏、複数の教会合同で行った宿泊キャンプに参加しました。中学生以下のキッズ中心のキャンプでしたがとても楽しく充実したキャンプでした。そのキャンプでは、「イエス様とともに歩こう」というテーマで冒頭の聖書のみ言葉から講師の先生のメッセージと多くの学びがありました。
「いつも喜んでいなさい。～」から始まるこのみ言葉はよく知られている聖書の言葉です。
でも実際のところ、いつも喜んでいることは難しいことではないでしょうか。
私たちが喜びを感じるとき、友人、お金、健康、成功など喜ぶ理由があって喜びますが、それらは喜べない理由に変わりうるものではないでしょうか。永遠に変わらず私たちが持ち続けられるものとはいえません。病気、事件、事故など誰にでも起こりうる可能性があることを私たちは知っています。しかし聖書は、「神様の私たちへの愛は変わらない、神さまは良いお方で私たちに最善のことをするということも変わらない、神さまが持つ私たちへの祝福の計画も変わらない。その変わらないものに目をとめて、それを喜ぶことがいいんだよ」と教えています。
私たちのことをすべてご存知で、私たちに最善の計画と恵みを与えてくださるイエス様を変わらない土台としてイエス様とともに歩む人生はどれほど素晴らしいことでしょう。
時には受け入れがたい事、喜べないような事、また心配で心揺れるような事は誰にでもあることですが、そんな時にも私たちは祈ることで、変わることのない神様に目を向けることが出来ます。そして変わらないイエス様の愛にふれることができます。
「祈り」を難しく考える必要はありません。あなたのすぐそばにいるイエス様に目を向けて語りかけることです。私たちの心にある思いのままをうちあけて励ましを得、そして感謝の賛美をささげるとき、私たちには神様から尽きることのない喜びが与えられていることに気づくことでしょう。いつも喜ぶこと、絶えず祈ること、すべてのことにおいて感謝してイエス様とともに歩きましょう。

【お祈り】
天の父なる神様、あなたは私たちのすべてをご存知です。一人ひとりにあなたから恵みと祝福の計画があることを喜びをもって感謝します。今週もあなたの愛のうちにあり、あなたと共に歩ませてください。イエス様のお名前によってお祈りいたします。
アーメン。

事務長　金城信道