玉川聖学院 中等部・高等部

礼拝のことば
~心を耕し、磨く

礼拝のことば<br>~心を耕し、磨く

神に近づく

神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。
ヤコブの手紙4章8節

夏休みも半分が過ぎようとしています。この毎日の暑さの中で、皆さんは熱中症にならないように注意しながら、フル回転で充実した夏休みを過ごしているでしょうか。

玉聖の生活は朝の礼拝で始まり、帰りの終礼で終わるという日々でしたが、この礼拝・終礼はまさに「神に近づく」ことの一つです。そのような学校生活では、神様が一人一人に近づき、皆さんを守り助け、導いてくださっていることを感じることも多々あったのではないでしょうか。

夏休みになってからこの朝夕のリズムがなくなってしまい、調子がくるっている人がいるかもしれませんね。そんなときは、朝起きたら讃美歌を歌ってみる、聖書を開いて読んでみる、神様にお祈りしてみる、ということに挑戦してみてはいかがでしょうか。讃美歌だけ、聖書だけ、お祈りだけでも、みんなで一緒の礼拝でなくても、神様がそのささやかな礼拝を喜んでくださり、そばにきて励ましと慰め、祝福を与えてくださいます。

讃美歌は今まで歌ったことのあるものを順番に開いてみるとか、宿泊行事や賛美礼拝の時に賛美したワーシップソング、お気に入りのゴスペルソングを歌ってみるとか、youtubeにはたくさんの賛美がアップされていますので、それを一つ開いて一緒に口ずさんでみるとか…。

聖書は毎日パッと開いたところを読むでもいいし、「○○書をすべて読んでみよう」と挑戦して3章くらいずつ読んでみるとか、「聖書日課」といってこの日にはこの個所を読む、と決められていて、その箇所に関するコラムがついている本などもありますので、そういうものを利用するのもいいですね。ちなみに、そのような本は情報センターにも置いてあります。

お祈りは、どのように祈っていいかわからない人がいるかもしれませんが、今日一日の守りと祝福のためにお祈りする、家族のため、友達のため、戦争や災害で苦しんでいる人のため、世界平和のため、…様々なことのために具体的にお祈りしていけたらいいですね。

これらのことは、神様が本当に喜んでくださること、そしてそんな皆さんのそばに来て、皆さんを大いに祝福してくださることです。夏休みの残り半分、ぜひチャレンジしてみてください。それじゃなくても忙しい皆さんだとは思いますが、きっと生活にメリハリが与えられ、調子が整ってくることと思います。

【お祈り】:
愛する天のお父様、神様の素晴らしいお名前を崇め、賛美します。今日も私にいのちを与え、生かしてくださいますことを感謝します。毎日本当に暑い日が続いていますが、健康に、元気よく、なすべきことを誠実になしていくことができますよう、お守りください。愛するイエス様のお名前によってお祈りします。アーメン
(高等部教頭 土屋くによ)