玉川聖学院 中等部・高等部

礼拝のことば
~心を耕し、磨く

礼拝のことば<br>~心を耕し、磨く

今日の聖書のことばと祈り

旧約聖書 詩篇 127篇1~2節
「主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。
主が町を守るのでなければ、守る者の見張りはむなしい。
あなたがたが早く起きるのも、おそく休むのも、
辛苦の糧を食べるのも、それはむなしい。」

 自分の身を守るために、私たちは手洗いも除菌も、徹底しようと努力しています。新しい商品が開発される中で、より効き目のある方法で、安全対策をしようとしています。しかし、どんなにがんばったところで、完全にリスクを回避できるわけではありません。どこかに不完全さがあり、不安が残るのが私たち人間の営みです。そんな私たちに聖書が提案するのは、私たちの働きに確実な結果をもたらすための安全策です。私たちの努力がむなしくならないために、抜本的な心の方向転換が促されています。

「私が建てる、私が守る」と、責任をひとりで負おうとしながらストレスをためていく私たちに、神は、重荷をひとりで負うことをやめるようにと、いつも手を指し伸べています。私たちは自分一人で人生を担う者として造られてはいません。日々の小さな働きも、大きな責任を伴う業も、神と共に担わなければバランスを崩す者として生きているのです。その証拠に、私たちの心はいつも優しい同伴者を求めつづけているのではないでしょうか。

事を成し遂げようという意志を持っている存在が、自分以外にもう一人いてくれて、むしろその存在の意志の方が自分よりもはるかに強力であるとするならば、私たちはこの働きの未来に確信と期待を持つことができることでしょう。
今、その営みに従事しているのはあなただけではありません。神が共におられます。神がむしろ主体となって、その働きにあなたを参加させようとしておられるのです。ですから、あなたの努力は無駄にはなりません。

【祈り】
真実なる神様。あなたが共に担ってくださることによって、私の今日の歩みを確かなものにしてください。先が見えない心細さを、あなたが共にいてくださるという安心感で満たしてください。
イエス・キリストの御名前によってお祈りいたします。アーメン。