女子は人間関係がじめじめしていて、いじめが多い、という意見を最近はよく聞きます。
(実際はいじめは男子にもあるわけですが)
確かに女子は、男子の友情とは違うかたちで友情を育てるところがあります。
男子は一緒にからだを動かすことで友だちになったりしますが、
女子は相手の気持ちに共感することを友情の核にします。
だから、人の気持ちをよく察することができる女子が多いし、
同時に、人の急所を決定的に突いて傷つける言葉を選べるのも女子です。
話す言葉、書き込む言葉で、人を殺すことも生かすこともできます。
女子の舌には、いのちと死を左右する力が潜んでいると言っても過言ではありません。
優しく人の弱さをかばってあげて、
励ます言葉を選ぶことができる女子がひとりいたら、
社会はどれほどいやされることでしょうか。
聖書の中の箴言という書物に「すばらしい女性の特徴」のリストがあります。
以下はその引用文です。
「彼女は口を開いて知恵深く語り、その舌には恵みの教えがある。」
恵みのことばを語れる女子になるためには、
愛されることが必要です。
自分が愛されていることを本当に知っている女子は、
他の人にも優しくなります。
玉川聖学院は、優しい女子が世界を平和に導くことを信じて、
今日も神の愛を伝え続けているのです。