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  • 2019.07.22

今週のメッセージ

「自分の持っているものを管理する」

それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者としてその賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
ペテロへの手紙第一 4章10節

これからの夏休み、私たちには時間があります。そして、私たちの中にも、力と可能性が与えられています。これらは私たちに、神が備えてくださった「恵み」なのだと聖書は語ります。目に見えないたくさんのものを、私たちは気付かないうちに受け取り、それを用い続けているのです。この夏、少し意識して、与えられている恵みを管理することに取り組んでみませんか。

1. 持っているものは、人それぞれです。自分に与えられているものを用いましょう
人が持っているもの、注目されている様子が、うらやましくなることもあるでしょう。しかし、人との比較は時間の無駄です。あなたは元々その人とは違う特別なあなたなのですから。神の恵みは今のあなたの中に十分与えられています。自分の力を自分のできるやり方で発揮していきましょう。

2. 持っているものを、生かし、育てましょう
自分の力を確かめるには、使ってみることが一番です。からだを動かさなければ筋肉が付かないように、私たちの持っている可能性も自分で行動して試してみなければその存在の実感にはつながりません。持っているものは使いましょう。今あなたに少しできることがあるとすれば、それを使って育てることによって、新しい自分を見つけていくことができます。

3. 与えられているもので、互いに仕え合いましょう
自分の力は、それを他の人に仕えるために使うとき、最も練られ、磨かれます。隣にいる人たち…家族や部活の仲間やクラスメイトを励ますことができるような、ほっとさせてあげられるような、彼らが持っているものが生かされるような、言葉や行動を選んでみましょう。その時の相手の表情を見てください。あなたの助けによって、明るく前を向くその人の姿は、あなた自身の姿でもあるのです。

私たちに与えられている力は、人と共に生きるときに何倍にも大きくなっていきます。この夏、神様が与えてくださる機会を通して、大きく成長することができますように。

【祈り】
神様、あなたが私にいのちを与え、力を与え、学ぶ時間を与えてくださっていることに感謝します。どうぞ与えられているものを用いて、人に仕え、自分も生かされていく歩みをしていくことができるように助けてください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン
(安藤理恵子)

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