「あなたのわざを主にゆだねよ。
そうすれば、あなたの計画は堅く立つ。」
箴言16：3
夏休みは、自分の時間をいつもよりも自由に使える時。当然計画を立てます。そして私たちは、いろいろな事情によって、計画を立て直さなければならないことがあります。予定通りにいくことの方が少ないかもしれません。
自分の未来についても、夢を持って、計画を立てて、ちゃんと準備することが必要だと私たちは思います。しかし、人生は私たちの思い通りには進んでくれません。それは、私たちがわかっているつもりのことは世界のほんの一部だからです。そして、小さな私たちを導いておられる神の計画の方が、私たちの決めた計画よりも大きく広いものだからです。

計画は立てましょう。未来についても今の自分でわかる範囲で備えておきましょう。しかし、その計画と準備の中に神を大切な助言者として招き入れておきましょう。
具体的には
① 自分の今の願いと決断を、ありのまま神に伝えましょう。
この夏に自分が願っていること、今困っていること、心配なこと。人には言えなくても、自分の本当の思いを、神にお話しましょう。心の中で語りかけるだけで良いのです。それは今日のあなたの祈りです。
② さらに、もし神から見てもっと良い計画があるなら、それを進めてくださるようにと伝えましょう。
神は私たちの心の願いを知ってくださるとき、より良いプロセスを与えようとしてくださいます。そして自分の立てた計画の変更や修正が迫られた時には、そこから神が、もっと素晴らしいことを始めて下さることを期待しましょう。

神が私たちの人生の主役となってくださるほど、人生が確かなものになることはありません。この神は、計画を実行するための意欲とチャンス、出会いや力のすべてを、私たちに与えることができる方だからです。

【祈り】
天にいらっしゃる神様。長い夏休みが始まりました。私たちの心と体の健康を支えてくださり、この夏に取り組むべきことや、受け取るべきことに、誠実に向き合っていくことができるように助けてください。あなたが私のために立ててくださっている最善の計画に、私が従っていくことができますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

学院長　安藤理恵子